「ほんやら洞のべんさん」は劇画作家 つげ義春さんの作品です。
発表されたのは1960年代中頃の「ガロ」誌。私は70年代後半に知りました。
主人公が訪れた冬の新潟魚沼郡での出来事を描いた物語です。詳しくは作品を鑑賞して下さい。画面はクライマックス場面を模写したもので、主人公が宿泊する宿の主人の娘が小正月の行事「鳥追」に参加する情緒的な場面です。
その、舞台となったところと遠くない新潟県南魚沼市のクライアントのもとに定期的に伺っていることはこれまでもブログで紹介してきました。2月初旬に伺ったあたりから豪雪となってきましたが、画像はその初期段階の風景です。
作品世界に少しでも浸れれば・・・
新潟と言えばこの方。近年、再評価されておりますが、この時期の越後を体感すると
その実績が理解できます。